S&Aの評価事業
睡眠は複雑系の生命現象であり,その評価技術は目的により異なります。確立された睡眠の評価技術を用い、目的に適したプロトコルの計画・計測・解析を行います。また、睡眠は日中の眠気や集中力を左右する重要な要因です。睡眠と相補関係にある日中覚醒時の評価も行います。
- 構造面からの睡眠評価
- 入眠評価・睡眠維持や安定性評価・起床評価・量的評価など
- 覚醒機能からの睡眠評価
- 眠気・脳機能・精神機能など
- 生体リズムからの睡眠評価
- 睡眠/覚醒の規則性、リズム性評価
計測評価技術
- 1. 心理的評価
- 評価の一例
・ 睡眠日誌や睡眠調査票などによる睡眠内省の評価
・ 眠気尺度などによる日中の覚醒状態の評価
・ 朝型・夜型質問紙や長期の睡眠日誌記録による生体リズム志向評価 - 2. 行動的評価
- 評価の一例
・ アクチグラフなどによる睡眠の量的・質的評価
・ 作業課題などによる日中の覚醒状態の評価
・ 長期のアクチグラフや作業課題の計測などによる生体リズム評価 - 3. 生理的評価
- 評価の一例
・ ポリソムノグラフィなどによる睡眠の質的評価
・ 心拍変動などによる睡眠と覚醒の質的評価
・ 深部体温変動などによる生体リズム評価 - 4. 内分泌的評価
- 評価の一例
・ メラトニン分泌濃度などによる生体リズム評価 - 5. 環境評価
- 光・音・温湿度など